二人目を出産して1カ月以上は経った。
精神状態は躁状態と鬱状態の繰り返し。
軽度なものだけど。
下半身の状態は良くないのかわからないけど1カ月以上も出血が続いている。
お盆突入時はいきなり大量の出血が4、5日続いて病院に行くか悩んだけど結果、
生理2日以上ではなさそうなのと異臭なし、腹痛が違和感程度、発熱なし、だったので経過観察中。
今日から3日後に1カ月検診なので今行ってもというか病院に何度も行きたくないというのもある。
妊娠中は心配すぎて何度も病院にすぐ駆け込みたいと思ったが、こうなってしまった今はできればもう病院に行きたくない。
今までお世話になったけどこの病院にはもう通わないと決めてしまったからかもしれないけど
私の脳は決めてしまうと極端に拒否反応を示す。
先生には助産師さんには看護師さんには大変お世話になったけど、
一度研修医の投薬ミスがあって結果流産したのはそのせいではないと思うけどやはりダメなものはダメなんだ。
なので3日後に子宮の戻りが良くない手術となってしまってもしょうがない、入院手術は諦めている。
それ以上に今はエネルギーを無駄に消費したくないだけ。
さて、お盆はというと夫が夏休みで初日は大量出血にもかかわらず少しだけ遠出。
前日に酔っ払ってすっころんで帰ってきて風呂場で倒れこんでアルコールを抜いてるのを見て
不安がかき乱され私はパニックになり怒り狂い、夫に感情を爆発させた。
そこから深夜2時まで口論。
寝不足のまま日帰り旅行に行ったが結果私は出血の量が大量で心配になりすぎて全然楽しめなかったのと
夫は心が麻痺していて楽しむという欲がかき消されてたらしくお互い癒しの旅行とは行かなかった。
その後も家でくつろいだりどこに行くわけでもなく二人でだらだらした時間を過ごす。
夫は仕事大好き人間なので四六時中仕事してるし集中したいと時はカフェに行ったりして
私は大好きな海外ドラマ「グレイズアナトミー」を鑑賞し、お互いの心にストレスのかからない時間を過ごす。
躁的な時はとてつもなく行動的なのだがそれをしすぎたり頭を使いすぎて充電切れになり
次の日は何も出来ないくらい睡眠に時間を取られたりっていう繰り返しの日々。
それって正常じゃないんだと思うけど、そもそも人生に正常な時って何だろうと思うと結果自分の人生においては
正常という価値観がずれているのだと思った。
夫も四六時中仕事してるわけで側から見たらきちがいのような人だと思われてんだろうが
夫はそのライフスタイルがとてもフラット何だと思う。
結局本人が満足した日々を送れてれば外野は何も言う筋合いなんてないってこと。
それこそ夫は世間一般からしたら躁病と診断されるのかもしれないが。
そんな診断つけてもなくてもどっちでもいい。
今二人で生きてて何も負担も不満もないのだから。
今の夫には仕事が特効薬で良かったとも思える。
これで仕事したくないなんてなったらこの人終わりが見えると思ってしまう。
私もそうだ。
夫にすがりすぎて不安になってたらきりなくて余計に病的になってしまうと思った。
疲れたと思うけど結局それを埋めるには自分が喜ぶことをするということだった。
漫画家の安野モヨコさんの対談話を聞いた時そう思った。
「漫画を生み出すことに疲れた私は、漫画を描くことで元気になれた」
私もなんておこがましいけど疲れたから好きなものを好きなだけ撮りたい描きたいで
心が躍動してきたのだ。
わがままにも夫に懇願して行きたい所を一人で旅したい。撮りに行きたいと。
人生一度しかないから夫に依存するのは危険だしきっとその先の未来は明るくない。
お互いに依存するのではなくお互いの人生を尊重しましょうと話し合った。
そしたら怖くなくなった。
恐怖と不安が消された。
それでいい。
自分の美的センスを磨くのはだいすきだ。
それが楽しいのだ。
インスピレーションとか磨けないとそれはつまらないのだ。
夫は「これがやりたい!これはやりたくない!」って正直な本音をぶつけたら思いの外喜んでくれた。
「そうだよ!それでいいんだよ!」って言ってくれて。
私のお互いの人生を尊重しましょうに夫も共感してくれた。
その時、この人が夫本当に良かったと心底思った。
躁な時と鬱々とした時、混沌とした感情とうまく付き合って時間の流れに身を任せることに不安を覚えたがそれが
何よりも一番の自然体なのだった。